私は結婚して、一番最初に喪服にもなる礼服を用意しました。
結婚した事で、自分の親族だけでなく夫の親族の冠婚葬祭に一緒に出席する事になるので、その時になって慌てたくなかったからです。

また、子供が産まれて大きくなってから、装飾品を工夫して入学式や卒業式などにも着れるものをと考えていたので、流行のないシンプルできちんとした品質の物をと考えました。

問題は、体型の変化があると思ったので、ウェスト回りのシェイプしていない少しゆったりとした物を購入しました。

10年経ちますが、活用できています。
私が喪服を購入したのは母方の祖母が亡くなった時でした。
社会人になっていたので自分の喪服を用意する事になったのですが、初めての経験なので母にアドバイスを受けながら選びました。

喪服を購入した時のポイントは中が半袖のワンピースで上はジャケットになっているタイプだったからです。

これは中がワンピースだと気温が暑くても対応できるしジャケットがついているので寒いときはジャケットを着用できるデザインだからです。 頻繁に買いなおすものではないのでシンプルなデザインの物を選びました。

喪服は通常、お葬式やお通夜などに着ます。
しかし、たまに着るので自分の体型が変わってしまっていて、あれっと思うことがあります。
先日も、久しぶりに喪服を着たところ、喪服のスカートのチャックが上まで上がらなくて焦りました。
何とかチャックを閉めてはくことができましたが、スカートのフック部分は引っ掛けることができず、安全ピンで止めて着用。

その時の思ったことがあります。喪服を買い換えよう。
そして今度買う時にはスカートのものではなくて、ワンピースタイプにしようと思いました。
子供のための浴衣を探している時、大型スーパーに入って要る呉服屋さんで可愛い浴衣を見つけたので購入したのですが、その時に、喪服の強引なセールスを受けました。

お金を払って下駄を包んでもらっている時に、お店の人が急に喪服の説明をし出したのです。

結婚したら喪服をきちんと準備しなければならない事、うちの店は他の店と黒さが違う。
黒ければ黒いほど喪服は高級なんだと言い、値段をみたら30万円位する物をすすめてきました。

浴衣とお釣りがなかなか出てこなかったので、店の人を急かして、急いで店を出ました。
学校を卒業して就職する頃、母親や先生から喪服を用意しておいた方が良いと言われました。
身内だけでなく、仕事上の付き合いのなかで必要になることがあるかもしれないから、ということでした。
しかし、喪服を必要とする機会のことなど、考えたくありませんでした。
そのため、なかなか準備をする気にならなかったのです。

それから10数年、幸いにも喪服を必要とする機会はありませんでした。
しかし、祖母が亡くなったとき、慌てて購入に出かけたことを考えると、やはり早めに準備しておいた方が良かったのかもしれません。
自分の家を持つことになり、実家の母親から着物の正式の喪服を持たされました。

義母にもしものことがあった場合に着なさい、と言われたものの、実際に着用することになるかどうかは分かりません。

私の夫は3男のため、義母が亡くなったときにも喪主を務めることはないと思います。
喪主の妻となる義姉は、喪服を着るかもしれませんが、私が喪服を着るのは立場的にどうなのかと思ってしまいます。

年齢を重ね、夫に先立たれるようなことになったときに、初めて袖を通すことになるかもしれません。
きちんとした喪服を持っていませんので、お葬式などに参列する際はブラックスーツを着ています。
いつかは喪服を買いたいと思っているのですが、なかなか買う機会がないのが現状です。
よくよく考えたら、まだお葬式などに参列する機会も少ないので尚更買う気にならないのだと思います。
しかし、喪服を1つ持っていると何かと役に立つことがわかりました。
長男の卒園式はみんな礼服で参列でした。
私は持っていないので友人から借りたのですが、やはりこれからの時の為に1ついいものを購入しておいた方がいいかな、と思いました。
喪服を着る機会は年に数回あるか、または何年かに一回着るぐらいで、そんな頻繁に着ることもありません。

女性は妊婦さんになる可能性もあるので、マタニティ 喪服が欲しいところだけど妊婦さんの間しか着れないのも何なので、調整がきくのを選んでおくといいですね。 本来は妊婦さんは参列しないのが基本らしいですが・・。

まだ私が出産前で痩せていた頃、結婚もしたし喪服も持っておいた方がいいということで、一着購入しました。
やはり着る機会はほとんどなかったのですが、先日葬儀があり着ることになりました。

当然入るものだと思っていた私は、前日に試着することもなく当日に何も考えず着ようとしました。
ワンピースタイプなのですが、腰でひっかかり上まであがりません。
何とか着ることはできましたが、葬儀中は破れてしまわないかとても心配してしまいました。

喪服というものはいつ必要になるかわからない。
人が亡くなる予定はどこにも公開されていないわけだから、人として、いや、いっぱしの社会人ならばいつその時が来てもいいように常備しておくべきなのだろう、喪服。ただ、自分が太ってしまう予定を立てている人も珍しい。
自分もそうだ。立ててはいない。
(痩せる予定なら立てることもある。もちろん、予定は未定だけれども)。

ある日、突然の訃報が届いたりする。
喪服、喪服、と喪服を引っ張り出してズボンに足を通しても、腰まわりが、き・つ・い。
それどころかホックが飛びそうだ・・・。
若いうちなら日常で着ている黒っぽいスーツで代用もできたけれど、もう45を超えたいい大人なのだからそうもいかないのだろう。
今、タンスに眠っている喪服のサイズは10年以上前の自分の残像だ。
今を見つめて作ろう喪服。 そして腹八分目が喪服を着こなすキモなのだ、きっと。